皆さん、こんにちは。京都府宇治市を拠点に、道路工事や河川工事、橋梁工事、補修工事など幅広い土木工事を手掛けている株式会社ティ・アイ・シーです。
橋梁工事の求人を見て、「橋を造る仕事なのは何となく分かるけれど、橋梁補修は具体的に何をするの?」と疑問に思ったことはありませんか。
橋は一度造れば永久に使えるものではありません。
長い年月にわたって車両が通行し、雨や風、気温の変化などにさらされることで、コンクリートのひび割れや鋼材の腐食、部材の劣化などが発生することがあります。
そうした橋の傷んだ部分を直し、安全に使い続けられる状態を維持するのが橋梁補修工事です。
この記事では、橋梁補修工事では実際にどのような仕事をするのか、代表的な補修方法や働くうえで身につく技術について解説します。
■橋梁補修工事とは古くなった橋を安全に使い続けるための仕事
橋梁補修工事とは、橋の劣化や損傷した部分を修復・補強し、安全に利用できる状態を維持するための工事です。
橋梁工事と聞くと、新しい橋脚を建てたり、大きな桁を設置したりする仕事を想像する方が多いかもしれません。
しかし、橋に関わる仕事は新しい橋を造ることだけではありません。
すでに使われている橋を点検し、傷んだ箇所に必要な補修を施しながら長く使っていくことも重要です。
国土交通省でも、橋梁の維持修繕に関する工種として「断面修復工」「ひび割れ補修工」「表面被覆工」などを位置づけています。
当社ティ・アイ・シーでも、橋梁工事に加えて補修工事や耐震補強などを手掛けています。
つまり橋梁補修は、新しいものを造るだけではなく、今ある社会インフラをこれからも使い続けるための仕事です。
■橋にはどのような劣化や損傷が起こる?
橋は屋外にあり、長期間にわたってさまざまな負荷を受けています。
そのため、時間が経つにつれて部材に劣化や損傷が生じることがあります。
例えば、代表的なものには、
- コンクリートのひび割れ
- コンクリートの剥離や欠損
- 鉄筋や鋼材の腐食
- 橋桁の損傷
- 支承の劣化
- 伸縮装置の損傷
- 床版の劣化
- 排水設備の損傷
などがあります。
国土交通省の橋梁補修工事でも、断面修復、支承取替、伸縮装置補修、床版補強など、橋の状態に応じてさまざまな工種が行われています。
損傷している場所や原因によって必要な工事は異なるため、橋梁補修では橋の状態に合わせて適切な方法を選びます。
■橋梁補修工事では実際にどんな仕事をする?
ここからは、橋梁補修工事で行われる代表的な仕事について見ていきましょう。
すべての現場で同じ作業を行うわけではなく、橋の構造や損傷状況に応じて工事内容は変わります。
・ひび割れを補修する
コンクリートでできた橋脚や床版などには、経年劣化などによってひび割れが生じることがあります。
こうしたひび割れに対して、状態に応じて補修材を注入したり、表面を処理したりするのがひび割れ補修です。
見た目には細いひびであっても、水分などが内部へ入り込むことで鉄筋の腐食などにつながることがあります。
そのため、必要な補修を行い、劣化が進むことを抑えていきます。
橋梁補修では「大きく壊れてから直す」のではなく、小さな損傷の段階から適切な処置をすることも重要です。
・欠損したコンクリートを直す
コンクリートが剥がれたり欠けたりしている場合には、断面修復と呼ばれる工事を行うことがあります。
傷んだコンクリートを除去し、必要に応じて内部の鉄筋などを処理したうえで、補修材を使って元の形に近い状態へ修復します。
国土交通省でも橋梁補修における代表的な工種として断面修復工を扱っています。
単に表面をきれいにするだけではなく、今後も構造物として機能できる状態を維持するための施工です。
・橋桁や構造部分を補強する
橋を支えている重要な部分の一つが橋桁です。
橋の状態によっては、既存の部材に補強材を追加したり、損傷している部分を修復したりする工事を行います。
当社でも橋梁工事として、橋脚の設置や桁組みに加えて、点検をもとに必要な補強工事を行っています。
橋の構造そのものに関わるため、安全確認や施工手順を守りながら慎重に作業を進める必要があります。
・支承を補修・交換する
橋の中には「支承」と呼ばれる部材があります。
支承は、橋桁から受ける荷重を橋脚や橋台へ伝える重要な部分です。
長期間使用することで支承が劣化した場合には、補修や交換が必要になることがあります。
実際の国土交通省発注の橋梁補修工事でも、支承取替が工種として実施されています。
橋の下側など普段は目にする機会が少ない部分にも、橋の安全を支えている重要な設備があります。
・伸縮装置を補修する
橋を車で走ったとき、道路と橋の境目付近で少し段差を感じることがあります。
その周辺には「伸縮装置」と呼ばれる部材が設置されている場合があります。
橋は気温の変化などによってわずかに伸び縮みします。
その動きを吸収する役割を持つのが伸縮装置です。
伸縮装置が傷んだ場合には、部分的な補修や交換を行います。
国土交通省の橋梁補修工事でも、鋼・ゴム製伸縮装置の補修などが行われています。
・床版を補修・補強する
橋の上を走る車両の荷重を直接受ける重要な構造の一つが床版です。
長期間にわたって車両が通行することで床版が傷んだ場合には、補修や補強、状態によっては取替えが行われることもあります。
国土交通省の橋梁補修に関する資料でも、床版の部分補修や取替えなどが補修内容として整理されています。
橋梁補修では、橋脚や桁だけではなく、橋を構成するさまざまな部分が工事の対象になります。
■橋梁補修はチームで進める仕事
ここまで読むと、「橋梁補修は専門的で難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
確かに橋梁工事では、安全に施工するための知識や技術が必要です。
しかし、一人の作業員がすべての仕事を担当するわけではありません。
実際の現場では、
- 現場全体の施工を管理する人
- 実際に補修作業を行う人
- 重機や機械を操作する人
- 資材を準備する人
- 玉掛けなどを担当する人
- 周囲の安全を確認する人
など、多くの人が役割を分担しながら工事を進めます。
橋梁補修は、チームで声を掛け合い、それぞれの役割を確実に行うことで完成する仕事です。
「専門的な仕事だけど、自分にもできるのか気になる」という方は、まずは募集内容だけでも確認してみてください。
■未経験者は現場の基本から少しずつ覚えていく
橋梁補修の経験がないからといって、必ずしも最初から応募できないわけではありません。
当社では、現場作業員について未経験者も歓迎しています。
未経験の場合は、まず、
- 道具や資材の準備
- 資材運搬
- 現場の整理や清掃
- 先輩社員の作業補助
- 作業手順の確認
- 周囲の安全確認
など、基本的な仕事から現場に慣れていきます。
先輩の作業を見ながら施工の流れを理解し、経験を積み重ねることで、少しずつ専門的な作業にも関われるようになります。
橋は大きな構造物ですが、その工事は一つひとつの作業の積み重ねです。
まずは安全に仕事をすること、分からないことを確認することから始めていきます。
■経験を積めば資格を取得して仕事の幅を広げられる
土木工事では、経験を積みながら資格を取得することで任される仕事を増やしていくことができます。
例えば、
- 車両系建設機械
- 小型移動式クレーン
- 玉掛け
- 土木施工管理技士
など、現場で活かせる資格があります。
当社の現場作業員の募集でも、車両系建設機械、小型移動式クレーン、玉掛けなどの資格や、1級・2級土木施工管理技士を「あれば尚可」としています。
つまり、入社する時点ですべての資格を持っている必要はありません。
当社では資格取得支援制度を設けており、資格取得にかかる費用を全額支給しています。また、取得資格などに応じて技能手当や国家資格手当も設けています。
現場経験と資格の両方を積み重ねながら、できる仕事を増やしていける環境です。
「資格を持っていないから応募できないかも」と迷っている方も、まずは現在の募集条件を気軽に確認してみてください。
■橋梁補修は今ある社会インフラを守る仕事
道路や橋は、私たちの生活の中では「そこにあって当たり前」の存在です。
通勤や通学、物流、救急車や消防車の移動など、多くの場面で橋が利用されています。
しかし、その当たり前を維持するためには、継続的な点検や補修が欠かせません。
橋梁補修工事は、新しい建物を造る仕事のように完成後の変化が大きく見える仕事ではないかもしれません。
それでも、傷んだ橋を補修し、これからも安全に利用できる状態をつくることは、地域の暮らしを支える重要な仕事です。
当社の採用ページでも、道路や橋梁の築造、環境保全、災害防止や復旧などを通して、社会の「当たり前の暮らし」を守ることを仕事の役割として掲げています。
自分が携わった仕事がその場所に残り、多くの人の暮らしを支え続けることは、土木・橋梁工事ならではのやりがいの一つです。
■橋梁補修の技術を身につけて社会を支える仕事をしませんか?
橋梁補修工事では、ひび割れ補修や断面修復、橋桁の補強、支承や伸縮装置の補修など、橋の状態に応じてさまざまな仕事を行います。
一つの工事だけを覚えれば終わりではなく、さまざまな現場を経験することで、橋梁や土木工事に関する知識と技術を身につけていける仕事です。
株式会社ティ・アイ・シーでは、京都府宇治市を拠点に、道路工事、河川工事、造成工事、橋梁工事、補修工事、耐震補強など、幅広い土木工事を手掛けています。
現場作業員は未経験者も歓迎しています。
「橋梁補修の仕事をやってみたい」「社会に残る仕事に携わりたい」「土木の専門的な技術を身につけたい」という方は、ぜひ一度当社の採用情報をご覧ください。

