この人信じて、人生を賭けた。〜元ボクサーが語る、TICで味わう建設業の真の達成感と成長の舞台裏〜従業員インタVOICE-NO.1

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アスファルトの下に、確かな熱意が埋まっているーー


今回インタビューさせていただいたのは建設業界に飛び込み20年。そして、ボクシングという異色のキャリアを持つ増南善浩様(以下 増南)です。

40代を迎える節目で「最後の転職」としてTIC(ティ・アイ・シー)を選びました。


彼の転職の決め手は、待遇でも知名度でもなく、高橋代表の「深く入り込んできてくれた」人柄と、「この人信じて一緒にやろう」と腹の底から思えた揺るぎない信頼でした。


入社当初、どこかネガティブな空気が漂っていたというTICの現場は、今や彼のリーダーシップのもと、社員一人ひとりが「自分がどうなりたいのか」を語り、笑顔で意見を出し合う活気ある現場へと変貌を遂げています。

なぜ増南氏は「仕事がしんどいより楽しい」と言い切れるのか? 元請けの一次請けとして責任を負う現場で、いかにして最高の達成感を得ているのか?


インタビューでは、一人の人間の強い意志と、それを支えるTIC独自の「ミスを恐れるな、責任は会社が取る」という成長文化の真髄に迫りたいと思います!


≪目次≫
I. 異色の経歴を持つキーパーソン、TICへの「最後の転職」
II. 最高の達成感と成長の舞台:一次請けの責任と喜び
III. 組織変革:暗い社内を「意見が飛び交う前向きな空気」へ
IV. 評価と信頼の文化:「ミスを恐れるな、責任は会社が取る」
V. 最後に:TICに向いている人物像と未来へのエール


■異色の経歴を持つキーパーソン、TICへの「最後の転職」

▶ 20歳から建設業界へ:ボクシング選手から現場への転身

インタビュアー: 増南様は現在TIC様で1年半のご勤務ということですが、建設業界にはいつ頃から入られたのでしょうか? その前のご経歴も少し伺ってもよろしいでしょうか。


増南: 建設業界には、もう二十歳の時から入ってますね。実は、その前はボクシングをやってたんですよ。中学からずっとやってて、それで引退したのをきっかけに、この業界に飛び込んだという形です。


インタビュアー: ボクシングという真逆とも言えるキャリアから、建設業へ。当時は多くの選択肢があったかと思いますが、なぜこの業界を選ばれたのでしょう?


増南: そうやね、当時の僕らの時代で言ったら、今と違って建設業はお金が良かったんですよ。今はもっと色んな選択肢があると思うんですけど、その時はもう賢いやつは違う仕事して、頭がないやつは現場で働けみたいな時代やったんで(笑)

もう頭がなかったんで、体動かすしかないと思ってたんで、それが理由の一つですね。

長いことやっていた最初の会社に20年勤めて、その後にTICに入ったので、まだここで働いているのは1年半なんですよ。


インタビュアー: 20年間勤めた会社を辞めての転職は、大きな決断だったかと思います。


増南: そうですね。


▶決め手は「代表の人柄」:待遇ではなく信頼に賭けた再スタート

インタビュアー: その豊富なご経験から、他社からもお声がかかっていたかと思いますが、最終的にTIC様を選ばれた決定的な理由は何だったのでしょうか。


増南:実は、過去の転職で一回ミスってるんで(笑)、今回はもうどうしても自分が慎重になってたんです。誘いは受けてたけど、なかなか信じきれなくて。

そんな中、高橋社長が本当に深く入り込んできてくれた。それがTICへの転職の理由として一番大きいです。


インタビュアー: 代表との関係性や、言葉が、不安を打ち消してくれたのですね。

増南: そうですね。代表とは元々友人だったんですけど、僕が転職でどうしようかと悩んでた時に、代表自身もちょっと会社をどうしていったらいいか、みたいな悩みを抱えていた時期があって。それで、「それやったらもう一緒に会社を盛り上げてよ」みたいな感じになって。


インタビュアー: 一緒に未来を作っていこう、と。


増南: まさにその気持ちっていうか、こう、前を向かしてくれたんですよね。何より、喋っていて、この人は自分を信頼してくれるのを感じ取れましたし。


もうね、僕もこれで転職も最後かな、という思いもあって。

「この人信じて一緒にやろう」、その思いが、僕にとっての最後の転職を決めた全てですね。


■最高の達成感と成長の舞台:一次請けの責任と喜び-仕事の考え方と向き合い方

▶「しんどいより楽しい」:仕事への向き合い方を変えた過去の挫折

インタビュアー: 増南様は以前、「仕事がしんどいと感じることは少なく、むしろ楽しい」と仰っていました。建設業は3K(きつい、汚い、危険)というイメージを持たれがちですが、その「楽しい」と感じる原点はどこにあるのでしょうか?


増南: 僕、ボクシングで飯を食っていこうと思ってたんで、それが怪我で引退して。

正直、その時はもう死んでもいいかなってぐらいに思ったんです。

ほんまに。でも、その前の会社に誘ってもらって、正社員として働くっていうのが初めてやったんで、やる以上はこの業界で一番になってやろうと思って入ったんです。


増南: だから、しんどいとか、きついとか、そういうのはあんま仕事に対してなかったんですよね。それが今現在もあって。冗談抜きで、仕事が楽しいんですよ。

どんだけしんどくても楽しい。なんかね、何でもっとみんな仕事楽しまへんやろって思うんです。


インタビュアー: その気持ちの面での切り替えや、ポジティブな姿勢はどのように意識されているのですか?


増南: 思いとしては、しんどかろうが、楽しんでやるのと、しんどいと思ってやるのでは、結果が変わってくると思うんですよね。常にマイナスな気持ちでいたら、自分自身が落ちてしまう。だから、しんどいはもう筋トレやと思ってやってましたし、常にいいように捉えてやってましたね。


▶現場で味わう唯一無二の瞬間:「思い描いたものがそのまま形になる時」

インタビュアー: ご友人などに、ご自身の仕事内容を説明される時、どんな風に伝えていらっしゃるんですか?

増南: 「みんなが当たり前のように使っている道路やったり、橋やったり、高速道路やったり、そういうところを作ってんねん」って感じですかね。


インタビュアー: その仕事の中で、「俺、仕事したな」と一番達成感を感じる瞬間はいつですか?

増南: それはやっぱりね、自分の思い描いていたものがそのまま形になった時ですね。

図面を見て、イメージして、「こうなっていくんやろうな」って思いながら仕事をするんですけど、それが出来上がりの時に、イメージと結果が完全に一致した時って、めちゃくちゃ気持ちいいんですよ。


インタビュアー: やっている人間にしか味わえない、格別の瞬間ですね。

増南: ああ、もうこれやって思える時。自分が思ってた通りの仕事ができたっていうのは、後期以上に大切な瞬間ですね。


▶ 一次請けだからこそ得られるもの:大きな裁量と成長を促す責任感

インタビュアー: TIC様は元請けの一次請けの仕事が多いと伺っています。大手の下で働くことで感じる、現場での責任感ややりがいについて教えていただけますか。


増南: まさに、責任ですね。それが全部のしかかってくる。

うちは二次請け、三次請けと使ってますけど、その人たちがミスしようが何しようが、結局は一次の職長が責任を持つことになるんで。そこの責任感はやっぱり強く持ってほしいと思っています。


インタビュアー: その責任は、重圧でもありTIC様の優位性でもあると。

増南様: そうです。その責任感っていうのは、二次請けしかやってない会社とかでは味わえへんと思うんですよね。一次でやってるからこそ持てる責任やし、元請けの監督さんと直接対等に喋れるんです。


増南: 現場では、責任を持つことに苦手意識をもつ人も、もちろんはいます。

言葉では出さへんけど、苦手なんやろなっていう感じはなんとなく感じています。


でも、僕らが目指しているのは、その子たちが「僕、やらせてください」って言えるようになること。そしてそれを言えるように不安を会社として解消させてあげなあかんなと考えています。


インタビュアー: その不安を解消するため、社員の方々にはどういった言葉をかけられていますか?


増南: 不安になる人が多いんですけど、ミスしてもいいんで、思いっきりやることが大事だと思うんで。「自分で考えて思いっきりやれ」と。

責任は会社が本当に取るんで。自分が攻めた上でのミスは、僕はなんぼでもいいと思うんです。ミスからしか学べないことってたくさんあるんで。自分が思ってこう思いましたって言い切れるんやったら、思いっきりやれと言いますね。


■組織変革:暗い社内を「意見が飛び交う前向きな空気」へ

▶入社当初の課題:ネガティブな空気からの脱却

インタビュアー: 入社される前は、代表と「一緒に会社を盛り上げよう」と誓われたとのことですが、実際に入社された時の社内の雰囲気はいかがでしたか?

増南: 元々、会社の雰囲気を変えてほしい、と代表からもずっと言われていたぐらい、入社当時のTICは、暗い暗い会社やったんですよ。

どっちかやったらこうネガティブな空気が漂っていて、それが会社全体にも漂っているような状態でした。正直に言って、最大の課題でしたね


インタビュアー: 増南様から見て、当時の社員の方々はどのような働き方をされていたのでしょうか。

増南: 前を向いている人が少ない、みんなが言われたことだけをやっている、ただただ機械のように、みたいな。言われたことをやるこなす、じゃなくて、もっとこう、自分の意見を出してほしい、とずっと思っていました。


▶リーダーシップの秘訣:「自分がどうなりたいか」を社員と語り合う

インタビュアー: その雰囲気を、この1年半で大きく変えられたとお聞きしています。具体的にどのようなことを意識し、変革していかれたのでしょうか。


増南: やっぱ、仕事の向き合い方とか、なんでそもそも自分が仕事してるんか、という部分から話しましたね。ただ生活のためにしている、というのも一つですが、それ以上に、「自分がどうなりたいのか」という目標を、従業員一人ひとりと歩み寄って話しました。


増南: 今の仕事に満足しているのか、満足していないのか。満足していないんやったら、今自分に何が足りないのか、会社のために何ができるのか。そういうことを、一人ひとりとね、喋りましたね、その辺は。


インタビュアー: それは、今後新しく入ってくる子たちにも同じように接していきたいとお考えですか?

増南: もちろんです。入ってきた時から前向きなのが一番ですが、そうじゃなくてもそれを変えられるのは会社やと思うんで。どんな子でも。頑張ったらこうなれるんやで、っていう明るい未来を見せてあげたいんですよね。そこをいかに見せれるかってのが、僕にとっての一つの目標です。


▶ 現在のTIC:笑顔と自発的な意見が生まれる組織

インタビュアー: 現在、TIC様はどのように変わりましたか? 変化を感じる瞬間はありますか?

増南: ほんまに変わりましたね。社内からも、社外からも言われましたし。見た目も明るくなりました。すごく笑顔が増えました。

増南: 特に変わったのは、自発的に意見を言うてくれるようになったことです。相談も含めてやけど、「これこういうやり方どうですか?」「ね、やりたいんですけど」っていう意見が、ここ最近本当に増えてきました。みんな本当にこうね、現場で笑顔が出て。風通しが良くなったというか、すごくいい流れができていますね、今は。


インタビュアー: その変化は、増南様にとって非常に大きな喜びですね。

増南: そうですね。ここが本当にね、TICがこれ以上成長してくれる、というのが、今僕にとっての最大の目標なんで。みんな今いるメンバーがとりあえず上に上がってもらって、このちっこい三角形を、どんどんね、いい歯車が回る大きい三角形にしていけたらいいなと思っています。


■評価と信頼の文化:「ミスを恐れるな、責任は会社が取る」

▶努力は裏切らない:金額以上に嬉しい「自分の努力が評価された昇給」

インタビュアー: 少しお話が前後しますが、増南様は入社されてから、半年から1年半で昇給を経験されたとお聞きしています。その時、率直にどう思われましたか?


増南: 僕、最初はその給料を求めないっていうのを言い切って入ってきたんで、いくらでもって形で入ったんです。それで、そのうち代表が僕に感じ取ったものを給料でください、と伝えていたんですが… もうえぐいぐらい昇給してますよ(笑)。


インタビュアー: それは素晴らしいですね。その昇給は、増南様にとってどのような意味を持ちましたか?

増南: もちろん金額も嬉しいですけど、それ以上に、自分の努力が会社に評価されていることに喜びを感じましたね。お金で仕事してる気はないんで、仕事を楽しんでやっている。だから、素直にこうやって評価されてボンと出してもらったら、やっぱり嬉しいですし。


▶評価の基準:結果だけでなくプロセスと元請けからのフィードバックも重視

インタビュアー: TIC様では、頑張りや成果はどのように評価されているのでしょうか。結果主義なのか、それともプロセスも見てくれるのでしょうか。


増南: プロセスももちろん見ますし、やっぱり最終的には現場での結果ですね。

ただ、最近あって嬉しかったのは、元請けさんから電話があって、「めちゃくちゃちゃんとやってくれてる」「変わった」という従業員に対してお褒めの言葉をもらったときはとても嬉しかったです。


インタビュアー: それは嬉しいですね。現場のプロが認めてくれたと。

増南様: ほんまそれが嬉しくて。自分らが見えてないところでそうやって元請けの人が評価してくれて、こっちにフィードバックされると、「ああ、良かったな」ってやっぱり思いますね。そういう声が僕らにとっては大事なんです。だから、みんなにはどんどん明るく考えてほしいんですよね。給料が増えることがしんどいじゃなくて、それが自分の評価に繋がるんだって思ってやってほしい。


▶頼れる兄貴分:高橋代表の意外な一面と温かいサポート

インタビュアー: その評価の体制を支えているのは、やはり高橋代表の考え方だと思います。増南様から見て、代表はどのような存在ですか?


増南: そうやね。どっちかというと兄貴分的な感じですかね。顔はちょっと怖い顔してますけど(笑)、中身はめちゃくちゃ優しいです。


インタビュアー: そのギャップに驚かれたエピソードなどはありますか?

増南様: 前にあったんは、うちの代表がたまたま現場に行った時に、元請けの担当者が「高橋さん、なんか電話の感じとめちゃくちゃギャップあります」って言われたらしくて(笑)。やっぱりね、その見た目じゃなくて、中身が優しいんで。みんな、そのギャップに「あ、こんな人じゃないな」って思うと思います。顔で判断せず、一緒にやってみてほしいですね。


インタビュアー: 最後に、社員の成長を後押しする会社としての姿勢について、改めてお願いします。

増南様:繰り返しになりますが従業員には、「ミスを恐れず、自分で考えて思いっきりやること」が大事だと伝えています。そして、責任を取るのは会社が取るんで、そこは思いっきりやれと。自分が攻めた上でのミスは、僕はなんぼでもいいと思うんですよ。ミスからしか学べないことはたくさんあるんで。不安になる人が多いけど、その不安を解消させてあげるのが、僕ら会社の役目だと思っています。


福利厚生の展望:バースデープレゼント制度と社員のやりたいことの実現

インタビュアー: 福利厚生の「バースデー安全グッズプレゼント」制度について、増南様はどのように評価されていますか?


増南様: いや、これはね、ほんまにいいと思ってますし、もっとこういう福利厚生というか、社員がもっと「こういうことやりたい」ってことに対して、こっちもね、応えていきたいんですよ。これに止まらず、どんどん他の福利厚生も追加していきたいという意向です。自分好きなもんもらえるんで、やっぱり嬉しいですよね。


■最後に:TICに向いている人物像と未来へのエール

▶ 求めるのは「体動かしたい、元気に働きたい」人

インタビュアー: 増南様から見て、TIC様に向いている人、そして逆に続かないだろうと思う人は、どのような方でしょうか。求職者に向けて率直なご意見をお願いします。


増南様: もう入り口で言うたら、「体動かしたい、元気に働きたい」人。こ

れはもう最高だと思います。体を使うことが嫌いな人には、まず向かないですね。


増南様: ただ、ゆくゆくは自分が位置作業員じゃなくて管理者になってほしいというのが会社の願いなんです。だから、体動かすのが好きな子に、その先のキャリアを見せてあげたいと思っています。


増南様: 経験者については、もう管理経験がある方が来てくれたら、

うちはもう全然大歓迎です。それはそれで、能力がある方が来ていただけたら、すぐに戦力でいけると思います。どんどん来てほしいですね。


▶悩みを抱える求職者に向けて贈る言葉:「そのままブレンなや、まっすぐ行け」

インタビュアー: 最後に、ボクシングでの挫折を知り、新たに建設業の世界に入り様々な経験をして来た増南様から今に悩める求職者に向けて声をかけるとしたら、どのような言葉をかけますか?


増南様: そうですね。過去の自分も悩んでいた時期もあったのでもし言葉を掛けるなら、

自分の想いに対して「そのままブレずに、まっすぐ進んでほしい」。それだけですね。


インタビュアー: ありがとうございます。本日は貴重なお話を伺うことができました。増南様の熱意と、TIC様の社員の成長を心から願う文化が、求職者の方々に必ず伝わると思います。


増南様の熱い想いを感じていただけたでしょうか。

TIC様では、現場で挑戦し、共に成長してくれる仲間を求めています。

TICの雰囲気と現場での一体感をさらに知っていただくために、

撮影した会社の動画をご用意いたしました。ぜひご覧ください。



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